現在入厩中の2歳牡馬2頭の更新がありました。2頭とも今月下旬のデビュー予定が出ました。それでは公式の更新内容の確認から。
ヴィンセンシオ
24/8/15 森一厩舎
14日は軽めの調整を行いました。15日は美浦Wコースで追い切りました(66秒9-52秒5-37秒5-11秒5)。「今朝、ウッドチップコースにて3頭併せを行っています。トモを中心とした馬体の緩さの影響から、先週はコーナーを逆手前で走ってしまいましたが、今週は比較的スムーズにコーナーを回ることができていました。左回りを左手前で行き、直線では一番外に進路を採る中で右手前に問題なく替えられていて、終いに軽く促して反応させることもできています。まだこれから求めていきたいところはありますが、先週よりも今週はしっかり動くことができましたし、今週の1本を経てまた上向いてほしいです」(森一師)今のところ31日の新潟競馬(2歳新馬・芝2000m)に出走を予定しています。
カーミングライツ
24/8/15 函館競馬場
14日は函館Wコースで追い切りました(60秒0-44秒4-13秒7)。15日は軽めの調整を行いました。「先週は自分で跨りましたが、週末は田中博康厩舎で勉強している騎手候補生に乗ってもらいました。感じは良かったですよ。そして、今週は関西の斉藤崇史厩舎の騎手候補生に乗ってもらうことにしました。本来はダートで時計を出したかったのですが、大雨の影響で馬場状態が良くありませんでしたからウッドチップコースにして、自分が乗る馬が前を行くから、その馬を目標にしながらついてきてほしい。ただ、2歳馬だから無理な動かし方はしないで踏みしめるように丁寧な乗り方をしてあげてほしいということを説明してお願いしました。結果、馬場が悪かったためか、より丁寧に乗るということを心がけてくれたからか無理についていこうとせず、時計は少しゆっくりとしたものになりましたね。ただ、他厩舎の馬と重なるような形になってリズムを崩しても不思議ないところを我慢して走らせてくれていたので、そういう点ではいい経験になったのかなと思えました。この後の状態を改めて見ていきますが、大丈夫そうであれば週末は終いを伸ばすように少しやっておこうと思います。そのうえで大丈夫と思えれば来週のレースを目指すつもりです。ダートを考えてみようと思っていて先週の追い切り後からジョッキーをあたってみたところ、目ぼしいところはすでに埋まっていて困ったなぁ…と思っていたところ、カリス・ティータンがWAJSに追加で来るということがわかり、すぐに声掛けしたところ調整ができましたので、もしかしたら抽選になるかもしれませんが向かえれば彼とのコンビでのデビューを考えています」(小島師)24日の札幌競馬(2歳新馬・ダ1700m)にティータン騎手で出走を予定しています
まずヴィンセンシオですが、2週前追い切りを行い水準くらいのタイムで走れたようです。森調教師もコメントされているように求めていきたいところもまだまだあるようですが、まずはなんとか形はつけられたのかなといったところで、今週のひと追いでグッと上向きましたといったコメントが欲しいところですね。31日新潟の芝2000mと出ましたが、まだ騎手については言及無しです。いろいろ楽しみに来週を待ちたいと思います。
次にカーミングライツの方は、やはり24日札幌ダート1700mに行くようで騎手も香港のティータン騎手と発表されました。馬場が悪く今週の1週前追い切りも満足に出来なかったようで、騎手も目ぼしいところがいない状態だったというのにも関わらず、今週末に少し追い切って来週デビューですというのは大丈夫なのでしょうか?たしか小島調教師のところは初なのですが、こんなに急いだ感じでデビューは当たり前なんでしょうかね?こちらは楽しみよりもちょっと心配が先に来るようなデビューですが、まずは小島調教師を信じたいと思います。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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