４月末も２歳馬の近況更新がありました。既に一度入厩したウィンスタンリーも更新が一緒でしたので今回はこちらに一緒に書いておきます。ここに来て2歳馬にも少し動きがありそうです。それではその更新内容から。
ウィンスタンリー（エディスワートンの22）
24/4/30 ＮＦ天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間も継続して動かしています。まだシュッとは動かないものの、本数を重ねてきた分、入場当初よりいくらか動けるようにはなってきたかなという印象を持てるようになっています。黒岩調教師とも相談をしているところですが、今のところ６月デビューを検討しています。馬体重は４７９キロです」（天栄担当者）
ブリッサドラーダ（ラドラーダの22）
24/4/30 ＮＦ早来
この中間は週３日、坂路でのハロン１６～１７秒のキャンターと周回コースでのキャンター１２００ｍを中心とした運動メニューを組んでいましたが、現在は心身のリフレッシュ目的でトレッドミルでのキャンターやウォーキングマシンなど、軽めの調整を行っています。適度な運動負荷をかけつつ、青草を食むことでさらなる成長を促せるように放牧を取り入れています。これをきっかけに更なる変わり身を求めていきたいところです。
カーミングライツ（カーミングエフェクトの22）
24/4/30 ＮＦ早来
現在は週３日、坂路でハロン１４～１６秒のキャンター１～２本と周回コースでのキャンター２７００ｍの調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンターのみかウォーキングマシン調整を取り入れています。坂路ではハロン１５秒のキャンターを基調としたメニューを組んでいますが、試し乗り程度にハロン１４秒台まで伸ばす日も設けています。ペースを速めてからも脚元や体調に変わった様子はなく、このままコンスタントに乗っていくことで移動態勢を整えていきます。
エンベッカ（シンハリーズの22）
24/4/30 ＮＦ早来
現在は週３日、周回コースで軽めのキャンターかロンギ場での騎乗運動を行い、それ以外の日はトレッドミルでのキャンターやウォーキングマシンなどの軽めの調整を取り入れています。馬体重の数値に変化こそないものの、久しぶりに跨った感触としては以前より肩まわりに幅が出てくるなど、本馬なりに成長していることが確認できます。運動と併行して放牧地に放しており、青草をたくさん食むことでの変わり身も期待したいと思います。
シーリアの22
24/4/30 ＮＦ空港
現在は週３日、９００ｍ屋内坂路コースをハロン１４～１６秒のキャンター２本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。継続的にハロン１４秒ペースで動かしていますが、堪えるような面を見せるようなことはなく、むしろ楽々とこなしている印象さえあります。馬体にはメリハリが出てきており、乗り込みの効果が着実に表れていると言えそうです。
はじめにウィンスタンリーは、天栄での乗り込みになってからちょっとテンションが下がる感じでしたが、いくらか動けるようにとの話で６月デビューを目指すとアナウンスされました。まずは帰厩後になんとかいい追い切りを見せて欲しいと思います。
ブリッサドラーダは、軽めの調整を行い放牧を取り入れ成長を促していくようです。POGの情報誌に秋デビューからの逆算で調整を行っているなんて言う情報もネットにあげられていました。丸々鵜呑みにはできませんがうれしいことですね。
カーミングライツですが、14のペースを取り入れても問題無いとのことで移動云々のコメントが入っていました。順調であれば夏前には一度ゲートまで通すという感じでしょうか。こちらも楽しみです。
エンベッカは、久しぶりに周回コースで乗られたようですがこの馬なりに成長が見えるとのこと。ネット上には牧場に見学に行った方の情報が出ていて、順調であれば夏には移動したいとの話があったそうです。まだ坂路に入っていないのにと思いましたが、そうなってくれるようであればこちらも楽しみです。
シーリアの22ですが、相変わらずの褒めまくりコメントです。この馬もこのまま進めば夏前には移動となるでしょうからこれまた楽しみですね。
ちょっと今回の更新もホントなのかなーといった感じでしたが、全馬アクシデントなく進められているのでまずは良しとしたいと思います。そしてこちらを書いているうちに、シックスペンスの帰厩と鞍上について公式発表がありましたが、それはまた次の記事にしたいと思います。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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