気づけば今年ももう6月に入りました。各馬近況更新も行われておりますので、まずは牡馬勢から見ていきたいと思います。タイトルにもある通りビックリな内容もありました。それではその更新内容を見ていきたいと思います。
シックスペンス
25/6/5 国枝厩舎
8日の東京競馬(安田記念・芝1600m)にルメール騎手で出走いたします。
25/6/4 国枝厩舎
4日は美浦Wコースで追い切りました(81秒2-64秒8-50秒7-36秒7-11秒0)。「先週は思うような形の追い切りができませんでしたので、その分を補うように週末時計を出しました。半マイル53秒くらいでいいかなと思うところを楽に52秒1であがってきましたね。動きはいいし、先週ちょっと足りなかった分を補えたという点では良かったのですが、落鉄しました。歩様に見せやすい右前脚のほうではなく今回は左前脚のほうの落鉄で大事はなかったですが、やはり気を付けたいところではあります。それなので用心して見てきて大丈夫なことを確認して、今朝追い切りました。今日は助手を背にして前を見て追いかける形を採り、昨夜の雨で少し湿った馬場状態でしたけれどもしっかりと動かすことができましたから、整えられたかなと見ています。上がりの様子は今のところ変わりないですが、この後もよく見てしっかりケアして送り出したいと思います」(国枝師)8日の東京競馬(安田記念・芝1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。なお、今後の選択肢のひとつとして考えられるように、8月17日のドーヴィル競馬場(ジャックルマロワ賞・芝1600m)に登録を行う予定です。
ウィンスタンリー
25/6/7 黒岩厩舎
7日に美浦トレセンへ帰厩しました。
25/6/3 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「背腰などに気を遣う馬ではありますが、緩めすぎるとその分だけ強い調教を何度も重ねていかなければいけなくなり膝への負担が大きくなります。幸い、疲労感がさほどなかったということもあり、緩めず乗っていけていますし、今の調子ならば今月中の競馬も考えられそうということで黒岩師と相談し、そう遠くないタイミングで送り出すことになりましたよ。馬体重は495キロです」(天栄担当者)
ヴィンセンシオ
25/6/3 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「弥生賞後のような背中の傷みが出ることはなく、皐月賞後は使ったなりの疲れ程度で、時間を掛けつつ調子は少しずつ上向いてくるかなと思っていました。ただ、皮膚病が出てそれによって左トモに少し腫れが出たので用心して接しています。今週は少しいいかなと思えたことで坂路も交えつつ、これからの調整を進めていければと考えています。馬体重は517キロです」(天栄担当者)
カーミングライツ
25/6/5 函館競馬場
4日に函館競馬場へ帰厩しました。5日は軽めの調整を行っています。「北海道へ状態を確認しに行ったところ、調子はとてもいいから函館開催前半戦を目指していきましょうという話になりました。距離はそれなりに持つでしょうから、何とかいい結果を出して秋につなげていきたいと思っています。昨日函館競馬場へ入れさせていただき、早速今日から乗り出しています。可能なら週末から大きめを交えて動かしていって整えば2週目の2600m戦を視野に入れていきたいと思っています」(小島師)
セントゴーデンス(ラッキーダイムの2023)
25/6/3 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「こちらで調整を開始してからそこまで経っていないので何とも言えませんが、ときによって様子が違いますね。最初はおっとりしていたくらいでしたが、段々と気持ちが入ってきている様子がうかがえます。まだどのような馬か掴み切れませんけれども、進めながら変化を見せてくれること自体は悪くないと思っていますよ。馬体重は497キロです」(天栄担当者)
まずはなんといっても今週安田記念に出走予定のシックスペンスですが、出走前にビックリな発表がありました。なんとフランスGⅠのジャックルマロワ賞に登録予定とのことです。歩様の悪いこの馬にとって外国遠征は関係のない話だと思っていましたが、欧州はチェックが緩いのでしょうか?まあでもまずは今週の安田記念で好走できなければ流れる話でしょうから、まずは安田記念でいい結果を期待します。枠は最内となってしまいましたが、行き過ぎず溜められるようならなんとかならないかなあと思っています。指定席、口取りともに落選ですが、現地観戦予定です。
次にウィンスタンリーですが、今月下旬を目標とのことです。おそらく大丈夫と思いますが、函館の2600mでカーミングライツと被らないとありがたいのですね。たぶんその翌週以降になると思うのですが、ちょっとヒヤヒヤです。
そしてヴィンセンシオですが、少し皮膚病などもありながらハロン14秒ペースで乗っています。スムーズだと8月でも出走できそうですが、これといったレースがないのでゆっくり調整し9月の菊花賞トライアルなのかなと思いますので、順調に行ってもらいたいですね。
次にカーミングライツですが、次走は函館2週目2600mと出ました。秋に向けてここで結果を出したいですね。こちらも順調にお願いします。
最後にセントゴーデンスですが、ここまでは問題なさすぎるほど問題なしです。あとは帰厩後の追い切りがどれだけ出来るか楽しみです。どこに目標を置くのかも興味深いところですね。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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