先週末、悲願のGⅠ制覇を目指してシックスペンスが安田記念へ出走しました。残念ながら力及ばずといったところで夢破れました。それでは公式の更新内容から見たいと思います。
シックスペンス
25/6/8 国枝厩舎
８日の東京競馬では五分のスタートを切り、好位のインを進む。そのまま直線へ向いたが、前との差を詰めることはできず１２着。「４コーナーまでは良い感じで行けていました。けれども、そこからが馬場にリズムを乱されて、そこまでに溜まっていたものが解けるような感じで走りがバラバラになってしまいましたね…。できればもう少し外目を走らせてあげたかったです」（ルメール騎手）「う〜ん…道中は悪くないように思えたんですけどね…。それなのに、直線へ向いて追い出してもグッと来るところが何もありませんでした。ルメさんも言ってましたけれど、内側が掘れていて外から見ている以上に消耗するのかもしれません。勝ち馬はベストなところを通しているし、２着馬、３着馬も外目。ただ、前へ行ったウインマーベルだけでなく、マッドクールも捕まえられませんでしたからね…。正直物足りないというか負けすぎで、ショックが大きいです。上がりは今のところ変わりなさそうですが、様子をよく見ておきます。良い走りをお見せできず申し訳ございません」（国枝師）前走の大阪杯では大負けしているわけではないものの物足りない走りになってしまいました。こなせなくはない範囲だとは思いますが、距離をマイルにしたことで変わり身を見せてくれればと期待を込めて今回の安田記念へ向かったのですが、枠や馬場の影響かグッと来ることができませんでした。Ｇ１の壁は高いですが、キャリアもまだ浅いですし、揉まれながら克服できるようになってくれたらと思います。この後については、レース後の状態を見てから判断していきます。
国枝調教師も言っている通り負け過ぎかとは思いますが、これが今の実力なのかなと改めて思い知らされました。ＧⅠはそうそう簡単じゃありませんね。ここからシックスペンスが更に成長を見せてくれるのか、このまま埋もれていってしまうのか、今年後半が分かれ目だと思いますので注目していきたいと思います。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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