今週も各馬の近況更新がありました。まずは牡馬勢から見てみましょう。今回から2歳馬も仲間入りとなりました。それでゃ公式の更新内容を見ていきたいと思います。
シックスペンス
25/5/14 国枝厩舎
14日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄での状況を確認したところ、歩様のぎこちなさは多少なりとも残るようですけれども、この馬として見れば変わりないという様子でもあるようでしたね。その状況を踏まえてどうするか相談した結果、無事に整うようならば安田記念を視野に入れていくことになりました。もちろん状態次第になりますから、明日より動かしつつ、しっかりと探っていきます」(国枝師)
25/5/13 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「いい意味で変わりなく来ていますね。フラットに見てしまうと正直歩様は気になってしまいますし、この馬として見ても若干あるかな…とは思うのでこの中間、腕、首、肩とショックウェーブをあてて少しでも改善を図ることができればと思い接しています。この後も獣医師、装蹄師ともに診てもらいつつもコンスタントに動かして今後のことを相談、検討していけるように持っていきたいです」(天栄担当者)
ウィンスタンリー
25/5/13 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「会員の皆様、おめでとうございました。まだ頼りなさのほうが目立つ現状なので、まずは勝つことができ、今後のために焦らずやっていけるようになったのは何よりでした。そこまで傷みはないかなという印象を受けますが、まだ帰ってきて間もないですし、時間が経ってガクッと来る恐れもありますから、もうしばらくは様子を見るようにジックリと対応していきます」(天栄担当者)
ヴィンセンシオ
25/5/13 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「慎重に見極めながら少しずつ動かしてきています。ここまでのところ、弥生賞のあとのようなダメージは出てきていないかなとは思えますが、それで疲労感は結構ありますかね…。春は無理をしないという話でもありましたし、少しずつ進めていきたいです」(天栄担当者)
カーミングライツ
25/5/15 NF早来
周回コースかトレッドミルで軽めのキャンター調整を行い、週2~3日は坂路でハロン15~16秒のキャンター2本の調整を取り入れています。「この中間は坂路入りする日は基本的に1日2本乗っていて、1本目に16-16、2本目に15-15を行っています。トモの緩さに関しては長い目で見つつ良くしていく必要はありますが、坂路で本数を乗りつつしっかり目の負荷を掛けていき、少しでも状態を上げて送り出せるようにしたいです」(早来担当者)
セントゴーデンス(ラッキーダイムの2023)
25/5/14 黒岩厩舎
14日にゲート試験を受け、見事に合格しました。「入厩後、慣らしながらもゲートの練習も採り入れ始めていました。幸い、特にトラブルなく対応できていて、これならば実戦形式で進めていけるなと思い、早速今日から試験を受けてみることにしました。その結果、今日も問題なく対応してくれ、無事に合格をもらうことができました。1週間で最初の課題をクリアできるのですから大したものですね。受かったばかりなのでもう少し様子を見ますが、もし余力があれば1~2本、時計になるところを採り入れて、それから放牧に出して牧場で乗り込んでもらおうと思っています」(黒岩師)
まずはシックスペンスですが、火曜の更新の時点では今週も動きがありませんでした、となるところだったのですが、次の日に帰厩し安田記念を目指すと発表されました。ここまで順調に来ていると思いますし、ここからであれば6回追い切れますので、鞍上をどう調整できるかが楽しみですね。
次にウィンスタンリーですが、しばらくはゆっくりですね。どこで2勝目にトライしていくのかまずは休養の後に上手く立ち上げていってもらいたいところです。
次にヴィンセンシオですが、ダメージはないが疲労感が残るとのことです。上手く調子を上げてもらえるようにケアをお願いします。秋の飛躍へつながる休養にしてもらいたいです。
次はカーミングライツですが、こちらは函館に向けてしっかりと乗り込まれているようです。結果を出せるようにしっかり調整してもらいたいですね。
最後にセントゴーデンスは、入厩1週間でゲート試験合格となりました。その後も様子を見てとなりますが、放牧前に1、2本時計を出すとのことでどんな走りが出来るのか楽しみです。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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