今週も外厩組の近況更新が週の前半にありました。どの馬も大きな問題はないようでしたが、どんな更新だったでしょうか。それではその公式の更新内容から。
シックスペンス
24/10/15 ＮＦ天栄
トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路コースで軽めのキャンター調整を取り入れています。「毎日王冠おめでとうございました。夏は治療と乗り込みに充ててジックリと調整してきましたから嬉しい限りです。距離に関しては何とも言えませんけれど、現状からするとやはりこのくらいのほうが良いのでしょうかね。前走はひとまずそのあとのことをどうこうよりも、適性を探る、そして古馬との対決で今どのくらいの走りができるかを試す意味合いも持って臨んだレースでした。レース後大きな不安までは出なかったようですが、それでもぎこちなさは相変わらずということだったので、こちらでも引き継いで様子を見ています。膝は良くも悪くも変わらず、左トモがちょっと疲れているかな…と感じますが、動かしながら慎重に探っていきます」（天栄担当者）
リゴレット
24/10/15 ＮＦしがらき
周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路では終い１３秒の調教を週４回ほどしっかり乗っています。強めの負荷をかけても馬体は増加傾向にあり、体調を含めて状態はさらに上向いている印象です。厩舎サイドとは来週ぐらいには移動させる方向で話をしています」（ＮＦしがらき担当者）
ウィンスタンリー
24/10/15 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「坂路に入れ出してから少し経ちますが、まだビッシリと負荷をかけるような強いところを積み重ねているほどではありません。行っても１５－１４くらいまでで、オーバーワークにならないよう丁寧に動かして基礎作りをしていきます。馬体重は４８１キロです」（天栄担当者）
ヴィンセンシオ
24/10/15 ＮＦ天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「入場してきて約ひと月はじっくりと動かしてきましたが、体の数字もそうですし、雰囲気も上向いてきたなと思えますよ。これから徐々に進めていってどれだけ動けるようになってくるか探っていきたいです。馬体重は４９９キロです」（天栄担当者）
まずはシックスペンスですが、左トモがいくらか疲れているというところが初めに目について、うーんと思っていました。しかしながらネット上ではそこではなく、レース後天栄に来てすぐに坂路には入れていることを評価されていました。確かに過去の更新を見てみると言われている通りでした。この感じですとひょっとするとマイルチャンピオンシップもあり得るかもしれないですね。なんにしても年内にあと一走は出来そうな雰囲気ですので、頓挫なく調整に入れるといいのですが注目です。
次にリゴレットは、まもなく帰厩できそうです。帰厩してどこを目指すのかが問題ですね。パッと見た感じ適鞍がなさそうなのですが、どこを照準とするのでしょうか楽しみです。
そしてウィンスタンリーですが、相変わらずといった感じです。ちょっと進められない何かがあるのか、ただの順番待ちなのか判断がしにくいですね。問題なく次走に向かえるといいのですが。
最後にヴィンセンシオですが、上向いてきたとのことでここから進めていきそうですね。調教過程からすると１２月辺りを目指していそうな感じはしますね。順調に行ってくれることを望みます。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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