今週の後半の更新もありました。2歳牡馬勢は続々と帰厩年内の競馬を目標にしていくようです。そんななか、シックスペンスの更新が歯切れが悪く長引きそうな感じを受けます。それではその公式更新内容から。
シックスペンス
24/11/14 国枝厩舎
13日、14日は軽めの調整を行いました。「この度はご心配をおかけして申し訳ありません。蹄の状態ですが、痛みこそそこまで目立つものではないものの、まだ熱感がある状態です。プレッシャーを緩和する意味も込めて裸足にして、様子を見ながら治療を行っているところです。もう少し症状がひいてくれれば放牧に出すつもりですが、慎重に判断、対応していきます」(国枝師)
ウィンスタンリー
24/11/14 黒岩厩舎
14日に美浦トレセンへ帰厩しました。「夏の新潟戦を目指していく過程でちょっと良くないと思え、立て直しを図らせていただきました。結果、そこから3~4ヶ月の期間を要すことになりましたが、ひとまず戻ってきてくれて良かったです。現時点で目標が定まっているわけではありませんが、年内の復帰を最短目標として考えていければと思っていますし、それが可能になるかどうか探るように明日から動かしていきたいと思います」(黒岩師)
ヴィンセンシオ
24/11/14 森一厩舎
13日に美浦トレセンへ帰厩しました。14日は軽めの調整を行っています。「天栄へ定期的に見に行くようにしていまして、今週も月曜日に状態を確認してきました。この馬なりに順調に乗り込まれていますし、いくらか力もついてきたようなので、そのことを踏まえて2戦目を目指していきましょうという話をさせていただきました。水曜日に戻させていただき乗りはじめていて、今朝は坂路に入ってジックリと動かしています。活気はあるものの昂ぶりもちょっと感じるので、心身のバランスに注意しながら進めていきます。あくまでもこの後の様子次第になりますが、順調に行けば最短で葉牡丹賞あたりを視野に入れていければと考えています」(森一師)
エンベッカ
24/11/13 NF早来
トレッドミルでのキャンターかウォーキングマシン調整を行っています。「坂路の馬場改修の兼ね合いで周回コースやトレッドミルでのキャンターをメインにしていますが、状態はいい意味で変わりないですね。今週から坂路での調教が再開されているので、様子を見つつ乗っていきたいです」(早来担当者)
まずはシックスペンスですが、ちょっと移動までが長くかかっていて心配です。そして今日、皐月賞馬のジャスティンミラノの引退種牡馬入りが発表されました。キズナの牡馬として同期としてジャスティンミラノの分まで現役でがんばって欲しいので、なんとか上手く回復してもらえればと思います。
次にウィンスタンリーですが、帰厩して年内の競走を最短目標とのことです。あまり急いで以前のようになってしまうのも困りますので、じっくりと見極めていただいて復帰戦を迎えて欲しいですね。
そしてヴィンセンシオはネット情報通り、葉牡丹賞を目標に帰厩しました。ちょっとテンションの高さもあるようですが上手く調整してもらい、次の次も期待したくなるような走りを見せてもらいたいと思います。
最後にエンベッカですが、坂路の改修に合わせて一息入れたという感じですね。ここから入厩に向けて上げていってもらい、上手くいけば年内に入厩をしてもらいたいなと願いますが、一回骨折してますのにじっくりととも思うのが難しいところです。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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