先週はあまり良いことがなかったのもあり更新をサボっていましたので、週が明けてしまいましたが簡単に一気見していきたいと思います。
シックスペンス
25/6/12 NF天栄
「引き続き様子を見ていましたが、蹄のほうは変わりないですね。ただ、歩様に関しては相変わらずで決していいとは言えないなと思えるものなので、今後も用心してみていく必要があります。今日放牧に出しますので天栄でもよく見てもらいます。今後については決まっていません。安田記念の結果がひと息だったのでフランスプランは白紙になるでしょうが、どこを目標にするにしても、まずは順調であることが一番ですし、馬の状態を見ながら相談していければと思っています」(国枝師)12日にNF天栄へ放牧に出ました。
25/6/11 国枝厩舎
11日は軽めの調整を行いました。「先週は思うような走りをお見せできなくて申し訳ありませんでした。馬場が少し掘れた内側を終始走ることになりましたし、慎重に状態を確認していますが、今のところは大事ないかなと思えます。期待していただけにショックではありますが、無事であれば頑張ってくれるはずの馬なので、改めてという思いで今後に向かっていきたいですね。この後についてはハッキリと決まっているわけではありませんが、春3戦、コンスタントに使ってきた後でもあるので少し楽をさせてからになるかもしれませんね」(国枝師)
ウィンスタンリー
25/6/11 黒岩厩舎
11日は美浦坂路で追い切りました(53秒4-38秒6-24秒6-12秒0)。「ちょっとゆとりがあるかなということ、あと捌きの硬さもあるので、そのあたりのことを踏まえつつ上げています。今日は坂路にして3頭併せにしたところ、硬さからスッとスピードに乗っていけず少し置かれ気味になりましたが、最終的には伸ばすことができて12秒0の時計でまとめられています。ここを終えてこの後も変わりなければ状態は上がってくるだろうなと思えましたし、今のところ再来週の競馬を考えていけるのではないかと見ています。今回は函館戦を視野に入れていて、3週目の1800mの一般戦か2000mの特別戦のどちらかを見ていくつもりでいます」(黒岩師)28日の函館競馬(3歳上1勝クラス・芝1800m)もしくは29日の函館競馬(臥牛山特別・芝2000m)に出走を予定しています。
ヴィンセンシオ
25/6/10 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「背中はもとより、脚元の状態の変化をしっかりと捉えるように慎重に接しています。今のところ状態が下降することはないので、先週に続いて坂路にも入れながら少しずつ進めていこうとしているところですよ」(天栄担当者)
カーミングライツ
25/6/15 函館競馬場
21日の函館競馬(駒ケ岳特別・芝2600m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて13頭の登録があります。
25/6/12 函館競馬場
11日は軽めの調整を行いました。12日は函館Wコースで追い切りました(70秒4-55秒7-41秒6-12秒9)。「先週入ってきたタイミングに合わせて僕も函館へ乗りに行ってきまして、悪くないなと感じることができていました。そして今朝の追い切りに備えて函館入りし、跨ってきました。ダートコースのほうが、コーナーが緩く大きく走らせやすいので迷ったのですが、最初ということもあるので、とりあえず今回はウッドコースを選択しました。時計はそこまで速いものを求めず、同じ休み明けの1勝馬を誘導するような形で進めました。相手がやる気のある馬なので追いついてくるかな?という感じで気配を感じつつ、ひと呼吸待ってからじわーっと伸ばして併入という内容ですね。肝心のカーミングですが、やれば動きそうですけれども、今日の時点ではまだアップアップという感じでもありました。現時点で確定的な能力がありそれを出せるとまでは言えませんが、奥底に秘めたような感覚と言ったらいいでしょうか。これからの伸びしろはあるでしょうが、今日に関してはこのくらいまでかな、これからかなと思わせる様子でしたね。手前に関しては基本的にはポンポンッと綺麗に替えられていましたが直線のところだけ少し早めに戻しました。あとは、他の馬が暴れかけたときに鞍上に怒られていたのですが、それに反応してバタつくところを見せていました。悪いことはしないものの他の馬、まわりにつられるようなところがあります。感度がいいということなのでしょう。そのあたり上手く収めて、走る方の反応の良さに繋げていければという思いでいます。今日時点ではこれからと感じますが、今日でひとつ上がってきてくれるでしょうし、ひとまず使うという点では来週の競馬を考えてもいいのかなと感じていて、和生にも伝えてあります」(小島師)21日の函館競馬(駒ケ岳特別・芝2600m)に横山和騎手で出走を予定しています。
セントゴーデンス
25/6/10 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「コンスタントに動かすことはできていて、これからさらに乗り進めていくところです。まだ掴み切れていない現状ですが、気持ちが出てきていること自体はいいことなので、体力も養いながらデビューを目指していきたいです」(天栄担当者)
フルレゾン
25/6/10 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路調教も行っており、ハロン17秒ペースでサッと乗っています。脚元などは特に異常なく、引き続き順調に立ち上げることができています。様子を見ながら乗り込み量を増やしていきたいと思います」(NFしがらき担当者)
エンベッカ
25/6/15 斉藤崇厩舎
15日の阪神競馬ではスタートで出遅れて道中は後方の位置取りとなるが、直線は追い出されてからよく追い上げて5着。「ブレーキが利きづらいとは聞いていたので、返し馬を行わずゲート裏まで曳いていきました。スタートがゆっくりで、ゲートを出てからラチのない右に吸い込まれそうになったものの、そこからは内ラチ沿いを流れに乗って運べました。直線はスムーズに捌いてよく伸びてくれましたし、次はさらに変わってきそうです」(鮫島駿騎手)「スタートは初めてなので仕方ありませんし、道中はコントロールもそこまで問題なさそうでした。ジョッキーは出していく競馬をしてくれたので、次はもっと行き脚がつくと思います。初戦としてはまずまずの内容で、これなら次走以降も楽しみです」(斉藤崇師)前回は疝痛により取り消しとなりましたが、その後は順調に進められ、待望のデビューを迎えました。スタートこそ出遅れてしまったものの、直線の伸びは目立つものでしたし、この内容であればすぐにチャンスは来るのではないでしょうか。今後についてはまずは状態をよく確認してから検討していきます。
25/6/12 斉藤崇厩舎
11日は軽めの調整を行いました。12日は栗東坂路で追い切りました(56秒0-39秒9-25秒1-12秒1)。「先週末から坂路で58秒6-12秒6という時計を出していますが、特にその後も体調は変わりないので、今週の芝1400mに鮫島駿騎手で使わせていただくことしました。今朝は坂路で追い切っています。終いを伸ばすような感じで、動きはだいぶ良くなってきていますし、馬も徐々にしっかりしてきているのでしょうね。あとは阪神競馬場が初めて行く場所となりますから、環境の変化に影響されることなく、まずは無事にレースへ向かうことができればと思います」(斉藤崇師)15日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1400m)に鮫島駿騎手で出走いたします。
ギャニミード
25/6/13 NF空港
【馬体重:478キロ】現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン14~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。ここ最近は継続してハロン14秒ペースで動かしていますが、堪えた様子を見せることはなく、しっかりとした脚取りで坂路コースを登坂することができています。この調子で負荷をかけていくことができれば、そう遠くなく具体的な移動プランについて厩舎サイドと相談できそうです。
シックスペンスはネット情報では、次走は毎日王冠?という話がありましたが札幌記念で見てみたい。
ウィンスタンリーは2000mの特別戦を目指してもらいたいですね。
ヴィンセンシオはレパードステークスを使ってみるなんて言う話がちらほら。
カーミングライツは自信があるのかないのかよくわからない更新ですが、秋に弾みをつけて欲しい。
セントゴーデンス、掴みかねるとはどう捉えればよいのでしょう。
フルレゾンはこの馬なりに順調のようです。
エンベッカは見どころのある脚を使ってくれました。命名者としてのレースは初でしたがいいものですね。活躍してくれたらうれしい。
ギャニミードは移動の話が出てきました。まずはデビューまで順調にお願いします。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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