上手くばらけてくれた先週のメイクデビューでしたが、最良の結果とはなりませんでした。しかしながら二頭とも無事に帰ってきてくれました。まずはヨシとしましょう!それではそれぞれの公式更新内容から。
フルレゾン
23/8/26 池添厩舎
26日の新潟競馬ではゆったりめのスタートから道中は後方でレースを進める。勝負どころから促していき、直線では長く脚を使うが3着まで。「申し訳ありません。今日は理想通りの形に持ち込むことができませんでした。遅れ気味のスタートに加え、返し馬から怒っている雰囲気があったので、積極的に出していくことができませんでした。また、道中は周りを見たり、敏感な面もありましたね。その後は馬込みに入れて落ち着かせることができたのですが、その直後からレースが動いていき、忙しい展開になりました。最後は素晴らしい脚を使ってくれただけに、勿体ない競馬となってしまいました」(M.デムーロ騎手)「装鞍所、パドックと落ち着きがありましたし、思惑に近い形でレースへ臨むことができたように思います。ただ、返し馬からは少し雰囲気が異なっていたようで、レースでは少し消極的な形になってしまいましたね。ヨーイドンの展開の中で脚は使ってくれただけに、悔しい結果となってしまいました。残念ですが、目途の立つ競馬はできましたから次走以降に期待したいです。この後は厩舎に戻って状態を確認し、今後の予定を決めていければと思います。血統的に使って精神面は変わってくる可能性もあるので、安心せず接していくつもりです」(池添師)直線では猛然と脚を使って追い上げを見せてくれましたが、前を捉えるまではできませんでした。悔しい結果となりましたが、今日のレース内容から目途の立つ競馬はできましたので、次走以降で勝利を掴んでくれることに期待したいです。この後は栗東トレセンへ戻っての状態次第で判断していくつもりです。
ピークブルーム
23.08.26 少々寄れ気味のスタートも無理なく3番手の内。直線で進路を外に取って追い出されましたが、最後は脚が上がってしまい、結果8着での入線となっています。
「道中やコーナー、そして直線にかけて無駄な力を使うことなく、いい感じでうまく立ち回れていたんですけどね。最後はちょっとモタモタする感じで、外に持ち出してからゴーサインを出したのですが、一瞬伸びかけたところでアップアップになってしまいました。ここぞという時に脚を使えなかったのは、まだ体力が足りていないからなのかもしれません。それでも背中の感触は良い馬ですし、道中はいい感じでしたからね。使っていって成長が進み、力がついてくれば楽しみだと思います」(吉田豊騎手)
「デビュー戦ですから当然といえば当然ですが、まだ競馬に慣れていない段階ですからね。これから色々と経験を積んでいくなかで良くなってくれると思います」(蛯名正調教師)
◆馬体重458kgでの出走。スッと好位に取り付いて折り合い、道中はフラフラすることもなく上手にレースを進められましたが、いざ追い出されてからが動き切れませんでした。なお、「ひとまず上がりの歩様に問題はなさそうです」と調教師。このあとは適度に成長を促しながら鍛えていき、レース経験を重ねていくなかで結果を求めていければと考えます。(HTC)
以上の通り、フルレゾンは後方から猛追するも3着まで、ピークブルームはうまく先行するもズルズルと下がってしまい8着となりました。フルレゾンの方は鞍上もミスを認めている通りちょっと消極的過ぎたかもしれません。まあでも初戦から暴走するよりは良かったと思います。ピークブルームは距離なのかちょっとズルズルと下がっていきすぎましたね。蛯名先生が次戦をどう定めてくるのかある意味楽しみです。
二頭とも新馬勝ちとはなりませんでしたが、頑張って走ってくれました。でもやっぱり出走レースが逆だったらなあとちょっと思ってしまいました💦
※画像及び記事はキャロットクラブ様および広尾サラブレット俱楽部様より許可を頂いた上で転載しています。
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