今週も各馬の近況更新がありましたが、こちらの更新をサボっている間にウィンスタンリーが未勝利戦に出走しました。それでは近況更新内容とともにそちらの結果も見ていきたいと思います。
シックスペンス
25/4/30 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「いちばん負担がかかる膝に関しては今のところ変わりないかな…と感じています。とはいえ、気にならない馬に比べれば歩様は相変わらず良いと言い切れませんし、油断せず対応していきます。馬体重は510キロです」(天栄担当者)
ウィンスタンリー
25/5/3 黒岩厩舎
3日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り好位のインにつけて途中で外に出して動かしていくと直線でキッチリ前を捉えて後続に1馬身以上の差をつけて見事に優勝。「ありがとうございました。状態があがってきていると思っていましたが、前走の敗因が道悪馬場と捉えていたので前日の雨の影響がどこまでかと心配もしていました。出来だけで言えば自信があったので何とかという思いで送り出したところ、見事に対応してくれましたね。ホッとしました。会員の皆様おめでとうございました。ジョッキーに話を聞くと“スタートがポイントと思っていたので、返し馬でジックリと、そして動くことができるよう、反応をつくることもできるようにと意識して臨みました。その結果か、スタートを上手に決めることができましたし、その後の動きも良かったです。馬場に関しても水はけがいいのか、ダートほど雨の影響を感じない馬場状態に思え、しっかりと地を掴んで走ることができました。直線も真っすぐに伸びることができていて、とても上手な走りを見せてくれました”ということでした。体力面でも気にならなかったからこの条件もいいということでしたし、結果、内容ともに良くてホッとしています。体の成長度合いという点でも少しずつ良くなってきている段階と我々もジョッキーも感じているので、この先の成長を上手く促していけるように今後も大事に接していきたいと思います」(黒岩師)デビュー戦は好メンバー相手とあって3着に敗れてしまいましたが、その後が思うように上げていけませんでした。何とか流れを戻したいと思いながらの調整で今回のレースへ向かった経緯もありましたので、この勝利は嬉しいのは勿論のこと、安堵したというのが正直な気持ちです。馬体を見てもまだまだこれからと思わせる馬ですから、これからの成長にも期待をしたいと思います。この後については状態をよく見てから検討していきます。
25/5/1 黒岩厩舎
4月30日は美浦Wコースで追い切りました(84秒0-68秒6-53秒4-39秒0-12秒2)。1日は軽めの調整を行いました。「先週しっかりめに動かしてありますので、当該週は整えるようなイメージで動かしました。長めからではありますけれどもオーバーワークにならないように配慮しつつ動かしまして、実際の走りの質は悪くなかったと思いますよ。前のめりにはなりがちですけれども、この馬のなかではいくらかいいバランスになっているように思いますし、これでどれだけ、という感じでしょうか。前回は荒れた馬場に泣かされたところもありますから、いい馬場で前進、できることならばいちばんいい結果になってくれることを願って送り出したいと思います」(黒岩師)3日の東京競馬(3歳未勝利・芝2000m)に北村宏騎手で出走いたします。
ヴィンセンシオ
25/4/30 NF天栄
トレッドミル調整を行っています。「弥生賞後、背肉が少しおちてきた時はしばらく休ませる必要があるかもしれないと覚悟しましたが、その後、極端におちるまでには至らなかったので何とかと思い送り出したものの、やはりそう甘くはなかったですね…申し訳ありません。中継を見ていても感じましたが、パドックや輪乗りのときなど、チャカチャカしていましたし、森調教師も仰っていたようにテンション面が特に気になりましたね…。一連の疲れとの因果関係の有無はわからないものの、あまり追い詰めないほうがいいでしょう。まずはゆったりと動かしていき、そのなかで様子を探っていきたいと思います。馬体重は511キロです」(天栄担当者)
カーミングライツ
25/5/1 NF早来
周回コースかトレッドミルで軽めのキャンター調整を行い、週2~3日は坂路でハロン15~17秒のキャンター1~2本の調整を取り入れています。「坂路で乗り進めても状態は変わりなく、この中間は日によって1日2本登坂して、その2本目に15-15の調教も行っています。このまま順調なら北海道開催を目指していくことになるので、しっかり本数を乗っていきたいです」(早来担当者)
まずはシックスペンスですが、14秒ペースで坂路に入っていますので問題なく進めば次走は安田記念なのかなと思います。出走の場合には何とか上位争いをして欲しいですね。
そして次はヴィンセンシオに行きたいと思います。背肉が落ちた件とテンション面が良くなかったという判断ですね。それを踏まえてジックリ行くようですが、秋には戻ってきて欲しいと思います。
次にカーミングライツですが、やはり北海道開催で使うようです。ここで上手く勢いに乗ってもらい夏の上り馬として菊花賞に出れれば最高ですね。
順番変わって最後にウィンスタンリーはと言いますと、未勝利戦勝ち上がってくれました!1番人気に応え早め先頭押し切りで強い勝ち方をしてくれました。次はどうするのか楽しみですが、一旦はお休みだと思いますのでまずはゆっくりして欲しいですね。下の写真は口取り前に北村宏騎手に顔を拭いてきれいにしてもらっているウィンスタンリーです✨

※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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