今週の牝馬勢の近況更新も見ていきたいと思います。こちらはまだ移動していませんが2歳馬も今回から一緒にお伝えしていこうと思います。
フルレゾン
25/5/14 池添厩舎
14日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで3頭併せを行いました。追走の形から馬なりで同入し、6ハロン82秒3、ラスト1ハロン11秒5をマークしました。道中はスムーズに折り合って運び、直線の反応も良かったですよ。この感じなら予定どおり来週の競馬にしっかり仕上がると思います。鞍上は亀田騎手で調整しています」(池添師)24日の新潟競馬(石打特別・牝馬限定・芝2000m)に出走を予定しています。
ブリッサドラーダ
25/5/15 NF早来
トレッドミルか周回コースでキャンター調整を行い、週3日は坂路でハロン15~17秒のキャンター1~2本の調整を行っています。「坂路での15-15は週1本に留めていますが、日によっては1日2本登坂する機会を設けるなど、運動量も確保しつつ順調に乗り進められています。このまま適度に負荷を掛けながらベース固めを行っていきたいです」(早来担当者)
エンベッカ
25/5/15 斉藤崇厩舎
14日は軽めの調整を行いました。15日は栗東坂路で追い切りました(55秒8-40秒0-25秒5-12秒3)。「デビューに向けて火曜日に帰厩させました。今朝は1本目ということで、団野を乗せて坂路でサラッと時計を出しています。前に格上の古馬を見ながらどこまで動けるかというところでしたが、3ハロン目に離されそうになってちょっとモタついていました。ジョッキーは“まだ走りを分かっていない感じはしますが、トビ自体はいいので、今日のひと追いで変わってくれれば”と話していました。この後の状態などよくチェックしながらどこを目指すか決めていきます」(斉藤崇師)
25/5/13 斉藤崇厩舎
13日に栗東トレセンへ帰厩しました。「この中間は先週同様坂路で15-14程度の調教を取り入れながら移動に向けてコンディション整えてきました。本日の検疫が確保できたとのことで、無事トレセンへ送り出しています。いいストライドで走れるようになっていますし、デビューに向けて順調に進められると思います」(NFしがらき担当者)
ギャニミード(シーリアの2023)
25/5/15 NF空港
【馬体重:469キロ】現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン14~17秒のキャンター2本登坂しています。見た目に大きな変化こそないものの、ここ最近は与えられたカイバをだいぶ食べられるようになってきました。成長の余地を多分に残しているだけに、今しばらくは焦ることなくじっくり調整を進め、夏以降の移動を視野に入れていければと考えています。
まずはフルレゾンですが、調教は問題ない感じですね。あとはレースに行ってどうかですが、今回は芝で距離を伸ばしてきました。どんな走りが出来るか調教過程からすると楽しみの方が大きそうですね。
次にブリッサドラーダですが、しばらくは15-15で基礎固めといった感じですね。ここまできたら出来るだけ納得のいくよう乗り込んでもらいたいと思います。
そしてエンベッカですが、デビューに向けてやっと帰厩しています。ストライドやトビを褒められていますが、もうこの時期なのでまずは勝ち上がりが可能な走りを見たいところです。まずは追い切りでどんな走りが見られるか、レースでどんな形で走れるか何とか能力を見せて欲しいと思います。
最後にギャニミードですが、こちらは予定より少し時間をかけそうな感じですね。夏以降の移動とのことですので、しっかり乗り込んでもらいたいと思います。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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