今週も各馬の近況更新がありました。ちょっと今週はいろいろありましたので、動きがあった馬についてはコメントしたいと思います。それでは公式の近況更新内容から。
シックスペンス
25/9/17 国枝厩舎
17日は軽めの調整を行いました。「夏を無事に越し、牧場から“ダートを試しては”という提案を受けました。馬格や血統からも一考の価値があると判断し、南部杯を視野に先週入厩しました。入厩翌日から坂路、月曜はウッドで5F70秒程度です。今日は坂路2本にとどめ、以降は様子を見ながらペースを上げていきます」(国枝師)今のところ10月13日の盛岡競馬(南部杯・ダ1600m)に出走を予定しています。
フルレゾン
25/9/16 NFしがらき
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「この中間も騎乗調教は周回コースを中心に行っており、引き続きゆったりとしたキャンターペースで週5回ほど動かしています。乗りながらもコンディションは変わりなく、特に疲れた様子も見せていません。もう少し乗り込みを重ねて10月前半の移動を目指すことになりそうです」(NFしがらき担当者)
ウィンスタンリー
25/9/18 NF早来
軽めの調整を行っています。「坂路で順調に乗り進めてきましたが、この中間、飛節後腫が出てしまいました。そのため現在は軽めのメニューに切り替えたうえで患部の状態を丁寧に確認するように努めています。ご心配をおかけし申し訳ございません」(早来担当者)
ヴィンセンシオ
25/9/16 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「じっくりと段階を踏んで上げています。まだこれからという段階ですが、乗り込み期間を確保しつつ、秋のうちに次走へ向かえるように持っていきたいです」(天栄担当者)
カーミングライツ
25/9/18 NF早来
周回コースかトレッドミルで軽めのキャンターを行い、週3日は坂路でハロン15~16秒のキャンター1~2本の調整を取り入れています。「坂路では日によって2本乗ったり、15-15を取り入れたりするなど、強めの調教負荷をかけることを心掛けています。緩めすぎてしまうと仕上げが難しくなるタイプなのでそれなりには乗っていますが、前走の内容やレース後に疲れが見られたあたりを踏まえると、成長の余地はまだまだ大きく残っていそうです。今後も状態や成長度合いを見極めたうえで適切な負荷をかけ、本馬が持つ力を着実に引き出していきたく思います」(早来担当者)
エンベッカ
25/9/20 NFしがらき
20日にNFしがらきへ放牧に出ました。
25/9/17 斉藤崇厩舎
17日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬はありがとうございました。連闘でも状態はキープできていましたし、距離が1ハロン延びるのも問題ないと思っていたのですが、きっちりと勝つことができて本当に良かったです。レース後も脚元の状態は落ち着いていますが、タイミングを見ていったんリフレッシュ放牧に出させていただく予定です」(斉藤崇師)近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。
セントゴーデンス
25/9/20 黒岩厩舎
20日に美浦トレセンへ帰厩しました。
25/9/16 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「日によっては登坂を14-14前後でじっくり乗り込んでいます。良い意味で変わりなく、心身ともにいくらか上積みがある印象です。黒岩調教師と相談し、東京前半戦を目指すことにしました」(天栄担当者)
ギャニミード(シーリアの2023)
25/9/17 木村厩舎
17日は美浦Wコースで追い切りました(88秒1-71秒6-56秒6-41秒8-13秒7)。「先週からウッドでの追い切りを始め、今週も同様に動かしました。2歳牝馬と併せ、終いの踏ん張りを確認しましたが、今回は思うような動きができませんでした。気性というより体力面の影響と見ています。帰厩時に牧場からは『東京の開幕週あたりを目指せるのでは』といった話も出ていたのですが、再来週の競馬をイメージするのは難しく、まずは動かしながら上向くか見極めていきたいです」(木村師)
まずはシックスペンスですが、公式で南部杯を目指すとのコメントがやっと出ました。牧場から提案とありましたのでやはり天栄主導ということでしょうか。行くからにはそれなりの結果が欲しいと思いますが、どうでしょうか。
次にウィンスタンリーですが、頓挫してしまいました。飛節後腫とのことですが調べてみるとあまり重いものではなさそうですが、不安なく追い切りが出来るように回復してもらえればと思います。
そしてセントゴーデンスは予想より早く帰厩しました。しかしながら良い意味で変わりなく、心身ともにいくらか上積みがある印象です、とのことでそこまで上向きな感じではありません。東京前半戦となると、芝1800m、2000m、ダート1600mとありますがどこを選ぶのか誰に騎乗依頼するのか、情報を待ちたいと思います。
そして最後はギャニミードですが、これは良くない感じですね。いつもの木村調教師の苦言とはレベルが違います。ひょっとすると乗り込みに天栄に戻されそうな勢いです。今後どうなるのか見守りたいと思います。
そしてそのほかの馬はおおむね順調で年内1、2走は出来そうな感じですので、一つでも多く勝利を積み上げてもらいたいですね。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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