今週もキャロットクラブの近況更新がありました。気になる鞍上問題ですが一頭は発表されました。ではさっそくその更新内容から。
シックスペンス
24/2/21 国枝厩舎
２１日は美浦Ｗコースで追い切りました（６７秒８－５１秒７－３７秒２－１１秒６）。「天栄にも見に行きましたが順調そうで何よりと思えましたよ。入ってきてからも悪くなく、早速調整をスタートできています。前回はちょっとどうかな…と思う部分もあり念のために坂路も使いながらの調整でしたが、今回は最初からコースでの追い切りを課してもいいのではないかと思い、そうすることにしました。最初なので多くを求めないで３頭併せでも後続を先導する形にしたのですが、最後まで余裕があって、しっかりとした動きを見せてくれましたよ。この調子であげていきたいですね」（国枝師）３月１７日の中山競馬（スプリングＳ・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。
フルレゾン
24/2/21 池添厩舎
２１日は栗東ＣＷコースで追い切りました。「チューリップ賞の鞍上は鮫島駿騎手に依頼をし、今朝の追い切りに乗ってもらいました。ＣＷコースで単走、馬なりから終い伸ばす程度ですが、６ハロン８５秒２、ラスト１ハロン１１秒６と上々のタイムでした。ジョッキーは『やればもっと時計は出ますが、前走のことがありますからオーバーワークにならないように気をつけました。今まで同じレースに乗って馬を見ていてもう少しガーッと行きたがるのかなと思っていましたが、想像していたよりスムーズですね。お姉さんのカイカノキセキとも違って、軽い走りをします』と話していました。１週前としてはいい追い切りができましたし、前走前のモサモサした感じもなくなっていますから、来週のひと追いで良い形に仕上がるでしょう」（池添師）３月２日の阪神競馬（チューリップ賞・牝馬限定・芝１６００ｍ）に鮫島駿騎手で出走を予定しています。
リゴレット
24/2/20 ＮＦしがらき
周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「乗り出した後も反動はなく、この中間も順調に調整を進めることができています。坂路では１５－１５も取り入れており、日によって終いをさらに伸ばす調教も取り入れています。硬さが出ないようしっかりケアもしつつ、厩舎サイドとも日程を相談しながら進めていきたいと思います」（ＮＦしがらき担当者）
まずはシックスペンスですが、コースで１本目の追い切りを行うことが出来ました。最終１ハロン１１秒６といい伸び脚ですし、コース追いが出来たのが脚の不安が無くなってきたということだと思いますので、このまま順調に行ってもらいたいです。鞍上発表が待ち遠しいですね。
次にフルレゾンです。こちらはまず鞍上の発表もあり、調教にも騎乗してもらったとのことです。その鞍上は鮫島克駿騎手です。ネット上ではん？という感じで、私も一瞬、ん？とも思いましたがジャンタルマンタルで重賞も勝っていますし、今年のこれまでの成績は素晴らしいですので、是非名コンビとなってもらえればと思います。チューリップ賞はかなりメンバーが揃いそうですが、イヤイヤが出なければ好勝負出来ると思っていますのでなんとか上手くいって欲しいところです。
最後にリゴレットですが、こちらも態勢が整ってきたようでそろそろ帰厩となりそうです。出走する条件が気になるところですが、どこを目指すのか発表を待ちたいと思います。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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