今年も残り数日となりました。一昨日には1歳馬の今年最後の更新がありました。その内容はどうだったでしょうか、ということでさっそくその更新内容から。
ラドラーダの22
23/12/27 NF早来
【馬体重:390キロ】現在は週2日、坂路でハロン16秒のキャンターと周回コースでのキャンター1800mの調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンターのみかウォーキングマシン調整を取り入れています。坂路では3ハロン48秒のキャンターを乗るなど、順調に負荷を掛けることができています。坂路調教を継続していることもあって、背腰に少し張りが見え隠れしている感じもあるため、今後の状態次第ではリフレッシュ期間を挟みつつ調教を進めていくことも検討しています。
カーミングエフェクトの22
23/12/27 NF早来
【馬体重:519キロ】現在は週3日、坂路でハロン16秒のキャンターと周回コースでのキャンター2700mの調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンターのみかウォーキングマシン調整を取り入れています。坂路での動きを見るともう少し余裕が欲しいところはありますが、現状でハロン16秒のキャンターを行い、また周回コースでは比較的長めの距離を乗ることができていることからも、順調に進めることができていると言えるでしょう。今後も乗り運動を重ねることで内面からしっかり鍛え、坂路での15-15の開始につなげていきたいところです。
エディスワートンの22
23/12/27 NF空港
【馬体重:488キロ】現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。調整が進んでいる組に入って乗り込むことができていることから、順調な過程を歩めている1頭と言えます。ただ、左前脚を開いて歩くなど、いくらか疲労が蓄積しやすいタイプにも映るので、年内は早めに休養を取り入れ、年明け以降に備えていければと考えています。
シンハリーズの22
23/12/27 NF早来
【馬体重:405キロ】現在は週3日、坂路でハロン17秒のキャンターと周回コースでのキャンター1800mの調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンターのみかウォーキングマシン調整を取り入れています。坂路での調教ペースを速めてからもカイバ食いは安定しており、馬体をキープしながら乗り進めることができています。もう少し馬体に幅が出てくれればと思いますが、横見姿は馬体重以上に感じられるようになってくるなど、少しずつ良化していることは確かなので、このまま適度に運動を取り入れて刺激を与えていきたいところです。
各馬とも頓挫はなく順調です。ラドラーダの22は体重をあまり減らしたくないところに思えますが、見学された方のネット情報によれば、あまりそこは気にしなくても良さそうです。ここまでの過程から、夏デビュー1頭、秋デビュー2頭、冬デビュー1頭という青写真を描いております。来年も全馬健康に頑張ってほしいです。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
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