少し前になってしまいましたが、10月の末日に1歳馬の2度目の更新がありました。とりあえず怪我や頓挫がなければ問題はないのかなとも思っていますが、ひとつひとつの言葉からなんとなーく見えてくるところもありますのでしっかりと見ていきたいと思います。それではその更新内容から。
ラドラーダの22
23/10/31 NF早来
【馬体重:413キロ】鞍付け馴致等は問題なくこなし、現在はロンギ場での騎乗馴致を進めています。乗り運動を進めていることでボディコンディションは良く見せているので、今後本格的な乗り運動を開始することで筋肉量を増やし、全体的に幅が出てくることを期待したいと思います。様子を見ながら周回コースで調教を進めていくつもりですが、先々のペースアップをスムーズにできるよう、ハミ受けや手前の変換などを丁寧に教え込み、併せて基礎体力の向上にも努めていきたいところです。
カーミングエフェクトの22
23/10/31 NF早来
【馬体重:492キロ】ロンギ場での騎乗馴致はスムーズに消化することができました。現在は次のステップに進み、周回コースでキャンター2700mを乗り込みつつ、週3日は坂路で軽めのキャンター調整を行っています。坂路入りを開始したこともあってか、少しピリッとした面を見せているものの、基本的には大人しい馬ということもあり、乗り手の指示に従順に従うことができています。今後はキャンターペースにジックリ馴染ませ、いいフットワークで駆けられるように鍛えていきたいと考えています。
エディスワートンの22
23/10/31 NF空港
【馬体重:470キロ】現在は週2日、900m屋内坂路コースをハロン18~20秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。徐々に負荷を強めているので精神面の変化には注意を払っていますが、今のところ調教に支障をきたすようなことはありません。父の産駒らしい硬さはあるものの目立つほどではなく、芯がしっかりしていそうなタイプなので、スムーズにペースアップすることができそうです。
シンハリーズの22
23/10/31 NF早来
【馬体重:410キロ】育成厩舎へ移動した直後は、状態チェックと環境への慣らしをメインにしつつ、ウォーキングマシンでの強制運動を取り入れていました。現在はロンギ場での騎乗馴致を開始しています。まだスピード調教へ移行する前段階ではありますが、血統馬らしく柔らかな身のこなしを披露しています。その一方、馬体の成長曲線に関してはゆっくり目なタイプと見ていますので、現状で物事を詰め込み過ぎないよう、日々の状態を慎重に確認しながら今後の運動メニューを組んでいきたいところです。
今回の更新からはじめに馬体重を乗せてくれるようになりました。まずはラドラーダの22ですが、特に問題なく進めているようです。坂路調教をスムーズに開始してもらいたいと思います。
次にカーミングエフェクトの22ですが、坂路でキャンターを開始しており体重も少し落ち着いていますのでいい傾向かと思います。ピリッとした面がありつつも基本的には大人しいということで長距離向きの配合とマッチしていていいのではないかと思います。
そしてエディスワートンの22ですが、こちらはうちの馬の中では一番進んでいてなおかつ体重も増やしてきており順調そのものではないかと思います。少し硬さを指摘されてはいますが問題ない程度とのことですし、ダートでも期待できる可能性もあるというふうに考えたいと思います。
最後にシンハリーズの22ですが、こちらは想像通りといいますか、ゆっくり慎重にという言葉が出ていますので、なんとか2歳のうちにデビューできるような成長を見せて欲しいところです。
以上、今のところは特には問題はありませんが、この後も全馬順調に育っていって欲しいと思います。
※画像及び記事はキャロットクラブ様より許可を頂いた上で転載しています。
コメント